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20191021 エンプラ

  • 2019.10.21 Monday 12:18
こんにちは、フリーライター&カメラマンの関です。

先週はスーパー・エンジニアリング・プラスチックの取材がありました。

バケガクは専門ではないのですが、耐熱性の高いプラスチックをエンジニアリング・プラスチック(エンプラ)と呼び、その中でもさらに耐熱性の高いプラスチック素材をスーパー・エンジニアリング・プラスチックと呼ぶそうです。

耐熱性が高まれば、クルマに応用した場合、たとえばエンジンルームのような高温になるところにも金属代替材料として使えて、車輌全体が軽くなり、燃費(電費)の向上が期待できます。軽いほうが動きが機敏になって運転も楽しめますし。

とはいえ、クルマの場合はかなり部分がすでにエンプラまたはスーパー・エンプラに置き換わっているとのこと。それでもまだまだ代替の余地はあるらしく、いずれは、より軽いクルマがお目見えするのかもしれません。

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(写真は記事内容とは関係ありません)

20191009 作例リスト

  • 2019.10.09 Wednesday 12:38
こんにちは、フリーライター&カメラマンの関です。

稀に初めての制作会社や広告会社などからお仕事の照会をいただくことがあり、担当した記事をまとめた実績リストをご案内しているのですが、写真の作例についても簡単な一覧を新たに作ってみました。

とはいえお客様との関係もあり非公開なのでここには掲載できないのですが・・・悪しからずご了承ください。

お問い合わせをいただいた際にはご案内させていただきます。

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(写真は記事内容とは関係ありません)

20191006 バッテリ計

  • 2019.10.06 Sunday 19:04
こんにちは、フリーライター&カメラマンの関です。

先週金曜日はバッテリ・マネージメントICの取材と関連する撮影でした。

バッテリの残容量検出には、バッテリ・セルの電圧で見る方法や、バッテリの充放電電流の積算値(クーロン・カウンター)で見る方法などがあり、それぞれの半導体ベンダーが精度を競っていろいろなソリューションを展開しています。

スマートフォンなどに搭載されているバッテリとは違って、EVに搭載されているバッテリは容量が大きく、セル間の温度差も無視できないため、SOC(State of Charge:充電状態)を正確に測定するのはきわめて難しいとされています。

ガソリン車やディーゼル車であれば、フロート(浮き)を使ってタンク内の残量を簡単に知ることができますが、EVだとそうはいきません。なかなか面倒です。

SOCを正確に測定する手法が実用化されれば、より細かい充放電制御が可能になるほか、あとどれぐらいの距離を走れそうだ、という目安の精度も上がります。

これから本格的なEVの時代を迎えるにあたって、こうした課題を解決する新しいテクノロジーやソリューションがどんどん登場してくるのでしょうね。

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左下に見えている縦向きの虹のような光は「幻日」と呼ぶ現象だそうです。(写真は記事内容とは関係ありません)

20191003 電磁界解析ツール

  • 2019.10.03 Thursday 23:05
こんにちは、フリーライター&カメラマンの関です。

きのうは高周波の実装設計を対象にした電磁界解析ツールの事例取材とインタビューカットの撮影でした。

高周波を対象にしたハードウェアの設計は、かつて会社員時代に手掛けていましたので、一応は「土地勘」のある領域です。

とはいえ今回のテーマはDDR4などのGHzの領域。現役時代の仕事としてはたしかSSTL(Stub Series Termination Logic)を扱ったのが最後だったように記憶していますので、隔世の感があります。

さて、取材の主役である電磁界解析ツールは、主に数百MHz以上の周波数領域で信号や電源の伝送をシミュレーションする役割を担います。精度の高いシミュレーションによって設計の細部をコンピューター上で煮詰めていくことで、基板を何回も試作する必要がなくなり、製品の信頼性(動作マージン)も上がるため、現在は必須のツールのひとつとなっています。

ところで、日本ではロジック屋やソフトウェア屋には日が当たる一方で、基板を扱う「実装屋」はどちらかといえば日陰の仕事と捉えられ、その重要性があまり評価されてこなかったように思います。実際にはシステムや機器を安定的に動作させるには高い技術力を持った実装屋の存在が欠かせないのですが、価値が目に見えにくいため、何年も前からメーカーも技術者を抱えなくなってきたと言われています。

その代わり重宝されているのが外部の設計会社です。高周波の実装技術と知見を持ち、電磁界解析ツールなどのツールを使いこなせる設計会社が、もしかしたらこれからの日本のものづくりの命運の一部を握るのかもしれません。

そんな話を取材先のお客様としてきました。

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(写真は記事内容とは関係ありません)

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