【ちょろスナ】三ツ沢から山下り
- 2015.04.20 Monday 01:13
パナのFZ1000、「ヴィヴィッド」というモードにしてみてもまだ色が薄いような・・・あまり真面目に試写しているわけではないので、好みの設定が見つかるまでにはまだしばらくかかりそう。
広角端が24mm相当まであるのは便利かも
このカメラ、MASHさんのブログに登場しました。
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広角端が24mm相当まであるのは便利かも
このカメラ、MASHさんのブログに登場しました。
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Raspberry Pi を勉強中
- 2015.04.15 Wednesday 00:05
時間のあるときに少しでも勉強しておこうと思い、名刺サイズの小型コンピュータとして有名な「Raspberry Pi」(ラズベリー・パイ)を購入しました。
Raspberry Piは手のひらに乗るサイズ。ARMマイコンが搭載されています。右側のゴツいコネクタはHDMI>DVIの変換用で1000円ちょっとだったか。
Debian Linuxをベースにした「Raspbian」というLinuxをインストール。解説本(福田和宏氏「ラズベリー・パイ超入門」)の手順どおりに進めていったところ問題なく終わりました。
ただしそのままだとコンソールで日本語フォントが文字化けするので
というおなじないが必要のようです。
とりあえず有線でネットワークにつないで、Xサーバー(startx)からインターネットをアクセス。20年前のパソコンか、と思うぐらいに遅い(笑)。
最初はキーボード/マウス/ディスプレイをそれぞれつないでいましたが、メインマシンからsshで接続できたので、それらは原則として不要になりました。sshクライアントはGoogle Chrome用の「Secure Shell」というエクステンションを利用。sshで毎回接続できるように、
にて固定IPに設定を変更。
実はLinuxをちゃんといじるのは初めてなので、牛歩のごとく勉強していきます。まずはWi-Fiをつなげて、その後、インターネットラジオボックスでも作ってみようかなと考え中。
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Raspberry Piは手のひらに乗るサイズ。ARMマイコンが搭載されています。右側のゴツいコネクタはHDMI>DVIの変換用で1000円ちょっとだったか。
Debian Linuxをベースにした「Raspbian」というLinuxをインストール。解説本(福田和宏氏「ラズベリー・パイ超入門」)の手順どおりに進めていったところ問題なく終わりました。
ただしそのままだとコンソールで日本語フォントが文字化けするので
sudo aptitude -y install jfbterm
jfbterm
というおなじないが必要のようです。
とりあえず有線でネットワークにつないで、Xサーバー(startx)からインターネットをアクセス。20年前のパソコンか、と思うぐらいに遅い(笑)。
最初はキーボード/マウス/ディスプレイをそれぞれつないでいましたが、メインマシンからsshで接続できたので、それらは原則として不要になりました。sshクライアントはGoogle Chrome用の「Secure Shell」というエクステンションを利用。sshで毎回接続できるように、
sudo nano /etc/network/interfaces
にて固定IPに設定を変更。
実はLinuxをちゃんといじるのは初めてなので、牛歩のごとく勉強していきます。まずはWi-Fiをつなげて、その後、インターネットラジオボックスでも作ってみようかなと考え中。
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FZ1000で原当麻あたり
- 2015.04.11 Saturday 19:53
パナのFZ1000、曇天の夕方に撮ったせいか、全体にかなり眠い感じに。ピクチャースタイル的な設定を見直したほうがいいのかも。
コンデジ分類の中では値段は高いほうなのに、大きさの割りには軽いので、質感がとてもチープに感じる。せめてバッテリー/SDカードのフタ部分は安心して使えるように頑丈に作っておいて欲しいけども、そういう細部を今の日本の設計者に求めるのは無理なんだろうか。
まぁ軽くて持ち歩きには楽ですけどね。
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コンデジ分類の中では値段は高いほうなのに、大きさの割りには軽いので、質感がとてもチープに感じる。せめてバッテリー/SDカードのフタ部分は安心して使えるように頑丈に作っておいて欲しいけども、そういう細部を今の日本の設計者に求めるのは無理なんだろうか。
まぁ軽くて持ち歩きには楽ですけどね。
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2015年3月のお仕事
- 2015.04.09 Thursday 23:36
僕の仕事はほとんどが非署名記事なので、取引先と交わしている契約の制約もあり、どの記事を担当したか、どの写真を撮ったか、といったことが基本的に公開できません。
とはいえ「お仕事の実績が知りたい」といった照会を受けることもあるため、書いた原稿や撮った写真のうちインターネットで参照できるものについては非公開ページにまとめて個別にURIアドレスをお伝えするようにはしているのですが、広く宣伝ができないのはフリーとしてはなかなかつらいところがあります。つまりは、ここのブログ主はどんな仕事をしているのか判らない、となってしまうわけです。
そこで、実績のアピールも兼ねて、出せる範囲で公開ページのほうにも記載しておきます。ライターやカメラマンをお探しの方で、なるほどこんな分野も書いているのか・書けるのか、など、ご興味があればぜひご連絡ください。
しかしこんな簡単なことがなんで今まで思いつかなかったのでしょう。もっと早くやるべきでした。
エレクトロニクス/組み込み関係
・プロセッサ搭載FPGAと開発環境に関する座談会の仕切りおよび記事執筆
・組み込み顔認証テクノロジーに関する座談会の仕切りおよび記事執筆
・回路シミュレータの紹介記事
・スイッチング電源の理論書の編集およびリライト
半導体関係
・半導体製造装置用真空計の解説記事
IT関係
・ものづくりにおけるIT活用(インダストリ4.0)をテーマとしたイベント記事
・基幹系ストレージシステムの導入事例記事
・音声認識や画像認識などメディア技術の紹介記事
自動車関係
・自動車向けエレクトロニクスの事業戦略記事および製品紹介記事
・ECUキャリブレーションソリューションの紹介記事
写真撮影
・上記のうち一部記事のインタビューカット撮影
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とはいえ「お仕事の実績が知りたい」といった照会を受けることもあるため、書いた原稿や撮った写真のうちインターネットで参照できるものについては非公開ページにまとめて個別にURIアドレスをお伝えするようにはしているのですが、広く宣伝ができないのはフリーとしてはなかなかつらいところがあります。つまりは、ここのブログ主はどんな仕事をしているのか判らない、となってしまうわけです。
そこで、実績のアピールも兼ねて、出せる範囲で公開ページのほうにも記載しておきます。ライターやカメラマンをお探しの方で、なるほどこんな分野も書いているのか・書けるのか、など、ご興味があればぜひご連絡ください。
しかしこんな簡単なことがなんで今まで思いつかなかったのでしょう。もっと早くやるべきでした。
エレクトロニクス/組み込み関係
・プロセッサ搭載FPGAと開発環境に関する座談会の仕切りおよび記事執筆
・組み込み顔認証テクノロジーに関する座談会の仕切りおよび記事執筆
・回路シミュレータの紹介記事
・スイッチング電源の理論書の編集およびリライト
半導体関係
・半導体製造装置用真空計の解説記事
IT関係
・ものづくりにおけるIT活用(インダストリ4.0)をテーマとしたイベント記事
・基幹系ストレージシステムの導入事例記事
・音声認識や画像認識などメディア技術の紹介記事
自動車関係
・自動車向けエレクトロニクスの事業戦略記事および製品紹介記事
・ECUキャリブレーションソリューションの紹介記事
写真撮影
・上記のうち一部記事のインタビューカット撮影
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パナのFZ1000
- 2015.04.04 Saturday 23:10
サッカー観戦のときに持ち歩く適当なカメラ(レンズ)を探していたところで、パナのDMC-FZ1000を見つけて、思い切って買ってみた。
24mm相当から400mm相当の光学ズームレンズが付いていて、AFがとても速いのがウリ。
ちなみに、撮影サイズをMにすると560mmまで、Sにすると800mmまでズームできる。400mmまではセンサー全体で撮影した画像を元にサイズを縮小し、その後はクロップして画像を生成する仕組みのようだ。
開放はF2.8〜F4.0なのでそれなりにボケる。
ワイドは24mmまで引ける。歪曲はテストしていないが、内部である程度は補正されているのではなかろうか。
曇天だったこともあってまだ画質を評価できる段階にはないが、テレ端でクロップにしてしまうとちょっと厳しいか。
注意すべきは「メカシャッター」の設定。AF合焦音を嫌って「サイレントモード」にしたら自動的に「電子シャッター」に切り替わってしまうようで、動きモノを撮ったら盛大に菱形にゆがんでしまった。この条件は説明書には書かれていない。「サイレントモード」はオフにして「メカシャッター」にし、「電子音」の音量をゼロに設定するのが正しい設定方法だと、サポートの人に教えてもらった。
便利なカメラだが、所有する喜び・楽しみはもちろんゼロに近い。レンズに「LEICA」のライセンスロゴは入っているけれども、そこはそれなので。
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24mm相当から400mm相当の光学ズームレンズが付いていて、AFがとても速いのがウリ。
ちなみに、撮影サイズをMにすると560mmまで、Sにすると800mmまでズームできる。400mmまではセンサー全体で撮影した画像を元にサイズを縮小し、その後はクロップして画像を生成する仕組みのようだ。
開放はF2.8〜F4.0なのでそれなりにボケる。
ワイドは24mmまで引ける。歪曲はテストしていないが、内部である程度は補正されているのではなかろうか。
曇天だったこともあってまだ画質を評価できる段階にはないが、テレ端でクロップにしてしまうとちょっと厳しいか。
注意すべきは「メカシャッター」の設定。AF合焦音を嫌って「サイレントモード」にしたら自動的に「電子シャッター」に切り替わってしまうようで、動きモノを撮ったら盛大に菱形にゆがんでしまった。この条件は説明書には書かれていない。「サイレントモード」はオフにして「メカシャッター」にし、「電子音」の音量をゼロに設定するのが正しい設定方法だと、サポートの人に教えてもらった。
便利なカメラだが、所有する喜び・楽しみはもちろんゼロに近い。レンズに「LEICA」のライセンスロゴは入っているけれども、そこはそれなので。
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アドウェア
- 2015.04.02 Thursday 13:15
深夜に原稿を書いているときにブラウザ(Firefox)の挙動が突然おかしくなり、「PCの速度が低下しています」的なメッセージのバナー広告がふんだんにレイアウトされたウィンドウが全画面で開いたり、通常の閲覧ページも多数のバナー広告が表示されるようになってしまった。
いわゆるアドウェア(AdWare)だ。ウィンドウのURIを見ると「uniblue.com」とあった。調べてもあまり情報がない。
「地雷」は踏まないように注意していたのだが、どこから入ってきたのかがよく判らない。昨日はドイツ女子ブンデスリーガで開催された「DFB Pokal」というカップ戦のストリーミングを観ようとあちこちのサイトを開いたのがいけなかったのかもしれない。
問題のないGoogle Chromeから「Spybot」と「AdwCleaner」というアドウェア検出・検疫ソフトを落としてスキャンをかけたら、予想に反していろいろななアドウェアらしきものが入っていることがわかった。以前からやられていたのだろうか。
結局、FireFoxを初期化してもダメ、両者で検疫してもダメで、「IObit Uninstaller」を使ってFireFoxを削除し関連レジストリも消して、さらにFireFox関連のファイル(ユーザー>AppData>Roaming)も削除したのち、FireFoxをクリーンインストールして解決した。
クリーンインストールの前にブックマークとSage++リーダーのリストのエクスポートは忘れずに実行。記憶させていたパスワードは全部消えてしまったので、ログインを要するページへのアクセスが困る。
しかし、どういう仕組みか知らないがアドウェアは本当に巧妙で、一般のセキュリティ対策をスルーして入ってくるのだから困ってしまう。FireFoxなどのブラウザで感染を防げないものだろうか
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いわゆるアドウェア(AdWare)だ。ウィンドウのURIを見ると「uniblue.com」とあった。調べてもあまり情報がない。
「地雷」は踏まないように注意していたのだが、どこから入ってきたのかがよく判らない。昨日はドイツ女子ブンデスリーガで開催された「DFB Pokal」というカップ戦のストリーミングを観ようとあちこちのサイトを開いたのがいけなかったのかもしれない。
問題のないGoogle Chromeから「Spybot」と「AdwCleaner」というアドウェア検出・検疫ソフトを落としてスキャンをかけたら、予想に反していろいろななアドウェアらしきものが入っていることがわかった。以前からやられていたのだろうか。
結局、FireFoxを初期化してもダメ、両者で検疫してもダメで、「IObit Uninstaller」を使ってFireFoxを削除し関連レジストリも消して、さらにFireFox関連のファイル(ユーザー>AppData>Roaming)も削除したのち、FireFoxをクリーンインストールして解決した。
クリーンインストールの前にブックマークとSage++リーダーのリストのエクスポートは忘れずに実行。記憶させていたパスワードは全部消えてしまったので、ログインを要するページへのアクセスが困る。
しかし、どういう仕組みか知らないがアドウェアは本当に巧妙で、一般のセキュリティ対策をスルーして入ってくるのだから困ってしまう。FireFoxなどのブラウザで感染を防げないものだろうか
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電気自動車(BMW i3)
- 2015.04.01 Wednesday 11:47
今日から4月。ほとんどの企業は年度が替わって予算がこれから執行されていくので、この時期は広告案件もなかなか動かず、フリーは比較的ヒマである。もろもろお待ちしております(ペコリ)。
年度末の案件で忙しかった3月の下旬、ディーラーが一泊二日で電気自動車を貸してくれるというので、春休み中の息子を誘ってドライブに行ってきた。
前から行ってみたかった「沼津港深海水族館」を見て、三島でうなぎを食べて、元気があれば箱根経由で帰ってこようという算段。
さてBMW i3、貸してくれたのはレンジ・エクステンダー付き。600ccほどのエンジンが載っていて、バッテリーの残りが少なくなるとエンジンで発電して走れるという仕組み。
ボードコンピュータの表示によると、満充電でおよそ100km走れ、9リットルを満タンにしたレンジ・エクステンダーでさらに100km走れるようで、合計で200kmほど。レンジ・エクステンダーなしだと充電しない限り100kmしか走れないから、近所の買い物だけなら問題ないが、遠出は怖い。
ただしレンジ・エクステンダーを付けると47万円アップして、車両本体価格は546万円になる。8割ぐらいはレンジ・エクステンダー付きで売れているとのことだった。
ディーラーで一通りの説明を受けたあと、いざ乗り込んで出発するが、アクセルの挙動がガソリン車とはまったく異なるので、かなり神経を使う。ワンペダルのゴーカートのようで、踏めば加速、離せば回生ブレーキによる強めの制動があるから、惰性で走るときのようなルーズなアクセルワークを許してくれない。250kmほど走ったが、アクセルの挙動だけは最後まで慣れなかった。
驚くべきは加速性能。モーターがゆえに回転数を上げなくともトルクが強く、ベタで踏み込めばどの速度域からでも強烈な加速に見舞われる。ガソリン車で高速巡航中に加速しようとすれば、ギアを落としてアクセルを踏んでよっこらしょ、という感じだが、i3は踏み込むだけでグイーンとくる。料金所を抜けたあとフルで踏み込んでみたが、頭の血が後ろに持っていかれるような感じがあった。
またi3はリアにモーターがあるRR(リア駆動)なので、ハンドリングがFRっぽくって違和感がない。タイヤが細いこともあってパワステが軽めだが、BMWらしいオンザレールのラインで運転できる。
ただしミッションがないので、オートマで当たり前のクリープが起こらないのはやや不便。ちょっと前に進みたいとき、あるいは、駐車時にちょっと後ろに進みたいときのアクセルが難しい。
さて、とにかく電気自動車は初めてなので充電がよく判らない。東名の海老名SAで充電ステーションを覗いてみたら、会員登録が必要で、非会員の場合は空メールを送ってパスワードを受け取らなければいけない云々の表示書きがあり、しかも50円/分の有料だった。i3は急速充電に30分かかるから、「満タン」に1,500円かかることになる。
普及のために社会実験と称して充電は無料に違いないと勝手に思い込んでいたので、手間と料金を知ってとたんに面倒になってしまった。誰でも買える本(ガソリン)と違って、アカウントがないと読めない電子書籍を連想した。
とはいえディーラーからおよそ100km離れた沼津ICで降りたときには、途中からレンジ・エクステンダーを使ったものの、充電の残りもあまりなくなっていたので、ナビで出てきた長泉町の施設に立ち寄って充電させてもらった。免許証の提示が必要だが、30分まで使えて無料である。こういう施設が近くにあれば電気自動車をランニングコスト・ゼロで維持できてしまう。ディーラーの営業に聞いたら、駐車場に充電スタンドを設置したスーパーを上手に活用しているオーナーもいるらしい。
慣れないクルマを運転してヘトヘトになってしまい、箱根は通らず東名でおとなしく帰ってきた。また、インパネがBMW伝統のアンバーではなくiシリーズのブランドイメージの水色だったので、夜間ドライブは目が疲れた。
加速や運転方法を体験できたのは楽しかったが、セカンドカーなら電気自動車もいいけど、プライマリカーだとかなり難しいかなというのが正直な印象。荷物もほとんど載らないしね。新車じゃなくて試乗車ならかなりお安くしてくれるとのことだったが、それでもBMW価格なのでとても手が出ない。もう2世代ぐらい進化するのを待ちたい(待っても買えないのだが)。
深海水族館から
昇天してしまったメンダコを触らせてくれた。くさい
有名なダイオウグソクムシ
冷凍保存・陳列されているシーラカンス
メスと一体化したチョウチンアンコウのオス。憧れる(笑
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年度末の案件で忙しかった3月の下旬、ディーラーが一泊二日で電気自動車を貸してくれるというので、春休み中の息子を誘ってドライブに行ってきた。
前から行ってみたかった「沼津港深海水族館」を見て、三島でうなぎを食べて、元気があれば箱根経由で帰ってこようという算段。
さてBMW i3、貸してくれたのはレンジ・エクステンダー付き。600ccほどのエンジンが載っていて、バッテリーの残りが少なくなるとエンジンで発電して走れるという仕組み。
ボードコンピュータの表示によると、満充電でおよそ100km走れ、9リットルを満タンにしたレンジ・エクステンダーでさらに100km走れるようで、合計で200kmほど。レンジ・エクステンダーなしだと充電しない限り100kmしか走れないから、近所の買い物だけなら問題ないが、遠出は怖い。
ただしレンジ・エクステンダーを付けると47万円アップして、車両本体価格は546万円になる。8割ぐらいはレンジ・エクステンダー付きで売れているとのことだった。
ディーラーで一通りの説明を受けたあと、いざ乗り込んで出発するが、アクセルの挙動がガソリン車とはまったく異なるので、かなり神経を使う。ワンペダルのゴーカートのようで、踏めば加速、離せば回生ブレーキによる強めの制動があるから、惰性で走るときのようなルーズなアクセルワークを許してくれない。250kmほど走ったが、アクセルの挙動だけは最後まで慣れなかった。
驚くべきは加速性能。モーターがゆえに回転数を上げなくともトルクが強く、ベタで踏み込めばどの速度域からでも強烈な加速に見舞われる。ガソリン車で高速巡航中に加速しようとすれば、ギアを落としてアクセルを踏んでよっこらしょ、という感じだが、i3は踏み込むだけでグイーンとくる。料金所を抜けたあとフルで踏み込んでみたが、頭の血が後ろに持っていかれるような感じがあった。
またi3はリアにモーターがあるRR(リア駆動)なので、ハンドリングがFRっぽくって違和感がない。タイヤが細いこともあってパワステが軽めだが、BMWらしいオンザレールのラインで運転できる。
ただしミッションがないので、オートマで当たり前のクリープが起こらないのはやや不便。ちょっと前に進みたいとき、あるいは、駐車時にちょっと後ろに進みたいときのアクセルが難しい。
さて、とにかく電気自動車は初めてなので充電がよく判らない。東名の海老名SAで充電ステーションを覗いてみたら、会員登録が必要で、非会員の場合は空メールを送ってパスワードを受け取らなければいけない云々の表示書きがあり、しかも50円/分の有料だった。i3は急速充電に30分かかるから、「満タン」に1,500円かかることになる。
普及のために社会実験と称して充電は無料に違いないと勝手に思い込んでいたので、手間と料金を知ってとたんに面倒になってしまった。誰でも買える本(ガソリン)と違って、アカウントがないと読めない電子書籍を連想した。
とはいえディーラーからおよそ100km離れた沼津ICで降りたときには、途中からレンジ・エクステンダーを使ったものの、充電の残りもあまりなくなっていたので、ナビで出てきた長泉町の施設に立ち寄って充電させてもらった。免許証の提示が必要だが、30分まで使えて無料である。こういう施設が近くにあれば電気自動車をランニングコスト・ゼロで維持できてしまう。ディーラーの営業に聞いたら、駐車場に充電スタンドを設置したスーパーを上手に活用しているオーナーもいるらしい。
慣れないクルマを運転してヘトヘトになってしまい、箱根は通らず東名でおとなしく帰ってきた。また、インパネがBMW伝統のアンバーではなくiシリーズのブランドイメージの水色だったので、夜間ドライブは目が疲れた。
加速や運転方法を体験できたのは楽しかったが、セカンドカーなら電気自動車もいいけど、プライマリカーだとかなり難しいかなというのが正直な印象。荷物もほとんど載らないしね。新車じゃなくて試乗車ならかなりお安くしてくれるとのことだったが、それでもBMW価格なのでとても手が出ない。もう2世代ぐらい進化するのを待ちたい(待っても買えないのだが)。
深海水族館から
昇天してしまったメンダコを触らせてくれた。くさい
有名なダイオウグソクムシ
冷凍保存・陳列されているシーラカンス
メスと一体化したチョウチンアンコウのオス。憧れる(笑
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