- 2011.11.19 Saturday 02:16
「ファミリー劇場」というケーブルテレビチャンネルで放送されている「非情のライセンス」第3シリーズをこのところ観ている。制作年は1980年(昭和55年)。天地茂扮する警視庁特捜部の会田刑事が主人公で、一応は刑事モノだが、ストーリー設定はかなりハチャメチャである。
30年という時間の経過はやはり長いようだ。タバコは当たり前でほとんどの登場人物が吸っているし、どの時間帯に放送されていたか知らないがヌードもたまにでる。トルコ(当時)のシーンで「本番なら3万よ」なんていう台詞もあった。今同じ内容を放送したらプロデューサーのクビが飛ぶだろう。幸いにも「オリジナルを尊重しそのまま放送します」との一言テロップで当時の世相の一端を垣間見られるのはありがたい。
古谷一行が金田一耕助を演じた横溝正史シリーズも面白い。横溝ワールドははっきりくっきりのデジタルではダメで、薄暗いフィルムでの制作がよく似合う。
数日前からは「怪奇大作戦」(1968年)がチャンネルnecoで始まった。
観る時間の確保が大変である。
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