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武蔵小金井

  • 2010.03.21 Sunday 23:54
 生まれ育った武蔵小金井の街を墓参の帰りに少しだけ散策してきました。





 昔からある「鶴屋ふとん店」。この時代に寝具の個人商店が成り立つとはあまり思えませんので、シャッターが閉まっているのはもう店を閉じたためかもしれません。この右隣にはかつて「名画座」という映画館があり、特撮モノが上映されるときはかならず連れていってもらいまいしたが、そのうち日活ロマンポルノ専門になって、多感な時期でしたから通り過ぎるときにポスターや看板を横目でちらちらと目に焼き付けていたものです。





 近所の「春大工務店」は健在。いまだに「しゅんだい」と読むのか「はるだい」と読むのか不明。





 キリスト教徒でもないのに近いというだけで通わされた「小金井教会幼稚園」は立派なRC造りに。





 小学生のときに仲が良かったM君の家。ご尊父の表札の下にM君と家族の名前が併記されていたので二世帯で住んでいる模様。





 中学生のときに仲が良かったK君の家。表札はご尊父のままなので、同居はしていない模様。家や庭は以前のまま。





 ジャイアン的なガキ大将キャラで身体も大きかったA君(小学生の頃によく遊んだ)が中学校卒業と同時に相撲部屋に入部したとは聞いていましたが、親の店を継いで飲食店を開いていました。



 帰ってから調べてみたら、きちんと関取になって、生涯戦歴277勝260敗2休、幕下戦績128勝136敗2休、最高位幕下一枚目という成績を収め、昭和60年からは3年間に亘り弓取りをしていたそうです。頑張ったんだなぁ。誇りだよ。現役時代にきちんと見ておくべきでした。





 完全に立体化された武蔵小金井駅ですが、周辺ではまだ大規模な工事が続いています。地上のプラットホームやバラストはまだそのまま残っていました(レールは撤去済み)。





 で、肝心のかつての家を覗いてみたら、空き家と見まごうばかりの荒廃感。二階のベランダに洗濯物は干してあるので人は住んでいるらしいのですが、雨戸は閉ざされ、庭は放置され、玄関先にはゴミ袋が積まれるなど、とても人が住んでいる気配が感じられません。どうしちゃったのでしょう?? ちなみに、庭にあった池は埋められ、父が丹精込めて育てていた庭木もすべて抜かれていましたが、庭石だけは当時のまま残っていて懐かしく感じました。



 ということでしばしのタイムスリップ。また機会があればもう少し広い範囲を散策してみたいと思っています。



*ist DS2 + DA21mm F3.2 AL Limited

Comments:4
ユキヒロ 2010/03/24 10:37 AM
tarepanda0317さん、
 そうなんですか。
 でもいいんです、僕にとってはどっちでも。
tarepanda0317 2010/03/24 07:10 AM
関取は十両以上ですよ。
最高位幕下一枚目だと関取ではないですね。
ユキヒロ 2010/03/22 04:05 PM
田無の後輩さん、
 ああ、そんなことがありましたねぇ。
 フォークで足の裏つついたり(笑
 もう無茶はできなくなりました
田無の後輩 2010/03/22 06:58 AM
最後の写真、太陽が黄色かったのを思い出します。
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